無線(自宅)
2022年3月、無線機を別な部屋へ移動。
二段ベッドの下の机に並べてます。無線機は変わりませんが、パソコンは新調しました。電源の下にある小型タイプ。とても静かで良いですね。
◆現在の構成機材
・無線機(HF) :アイコム IC-7300M (50W→100W)、AH-4(アンテナチューナー)
・無線機(V/UHF) :八重洲 FTM-400XDH (50W) (ハンディ機は、八重洲のVX-6とFT3Dがあります)
・SWRメーター :コメット CMX-200、CMX-400
・電源 :アルインコ DM-330MV
・GPアンテナ :コメット X50
・その他 :太陽電池30W、太陽電池コントローラー、DCDC昇圧コンバーター、電圧/電流/電力計
◆太陽電池での無線機運用環境
自動車の12V中古バッテリーを30Wの太陽電池で充電し、自宅でもバッテリーで無線運用できるようにしています。
これにより、停電時でも無線機を使うことができます。
(30Wの太陽電池の発電は2Aちょい程度なので、太陽電池だけでは無線運用できません。鉛蓄電池の補充電目的です)
◆V型ダイポールアンテナ HFV5 を追加設置
第一電波工業の全長4mのミニマムサイズなダイポールアンテナです。
FT8は周波数を頻繁に変えながら運用してます。アイコムIC-7300+アンテナチューナーなので、バンドを変える度にTUNEボタンを押すのですが、SWRが下がりきらないので何度もTUNEする、ボタンを押し忘れてSWRがとても高い状態で送信してしまい慌てて止める、とかで面倒です。(八重洲だと周波数情報をチューナーに送信しているので、こういう手間いらずなのかな?)
アースやカウンターポイズが不要なダイポールアンテナがを追加で設置したい。
カバー周波数幅が狭いとは言え、FT8専用だと割り切ればいい。
7/14/18/21/28MHzを対応したい
HFV5はオプションのHFVC18が必要ですが、コメットのCHV-5αを買うつもりでしたがオプションつけても14と18MHzを同時利用できないことがわかりHFV5にしました。
ロングワイヤーより少し低い設置位置となりましたが、感度の差はまだちょっとわかりません。(毎日電波事情が違うのです)
TUNEボタンを押す手間が不要になったのが快適!
しかもワイヤーアンテナに比べ、HF帯のノイズがほとんどありません! 驚き。アンテナチューナー側に何のノイズ源があるのだろうか??
nanoVNAでSWR計測してみましたので掲載します。
▽マーカーを周波数の特異点に打ってあります。
赤▽:FT8周波数(海外交信用) ←これはSWR高くてだめです
青▽:FT8周波数(国内交信用)
緑▽:FT4周波数
グレーがバンドプランの範囲(7.0~7.2MHz)です。
7MHzは国内交信に割り切って調整しました。
これ以降も同様に、FT8/FT4の周波数に▽マーカーを打ってます。
赤▽:FT8周波数
緑▽:FT4周波数
アンテナの長さを変えながらSWRを追い込むのですが、暑くて設置調整が上記で妥協しました!
FT8交信を進めつつ、調整やテストを続けて、こちらのレポートをメンテいたします。
◆IC-7300内蔵電池の交換
内蔵時計用に使われている電池は充電タイプですが、極小でプリント基板にはんだ付けされてます。自分で電池交換しようとしてプリントパターンを剥がしてしまい、スマートではない状態にしてしまいました。(自分のテクの低さが露呈・・・)
IC-7300M内蔵電池(1枚目の写真)
外した状態です。取り付け金具がついてます。
老眼にはきついサイズです。
コードにはんだ付け(2枚目の写真)
基板へのダメージ追加を避けるため、コードで取り出した先に電池をはんだ付け。
周囲との接触防止でテープで包みます。
電池を筐体へ固定(3枚目の写真)
コードが暴れないように、筐体に両面テープを付け、そこへ電池をテープで保護したコードを引っ付けます。
タイラップで既存のコードとも束ねてます。
基板からのコード取り出し(4枚目の写真)
最初に電池を外すときに、アース側のプリントパターンが剥がれてしまいました。(泣)
そこで、アース側は基板を固定するネジ部へ、コードにラグ端子つけて接続。(ネジ部の基板はアースパターンがでてます)
プラス側はプリントパターン残っているのでコードをはんだ付け。
その後、ML2020に変えました。後述してます。
IC7300の3度目の電池交換は ML2020 にしました。
ML2020の容量は45mAhで、純正搭載電池の45倍。
CR2032みたいな一次電池を使うのが簡単で安上がりですが、充電電流カットのためにダイオードを入れる必要があり、0.3〜0.5Vくらい電圧降下するのがもったいない。キャパシターでは長持ちしなさそう。
電圧とかの仕様はほぼ同じなので、そのまま電池交換しました。
送料込みで740円なり。
◆FTM-400でヘッドセットとフットスイッチを使う
JARL認可の特別局の運用側に参加するという貴重な経験をしました。そこで思い知ったのが、
・隣の運用メンバーの交信が聞こえる状態でリグのスピーカーの聞き取りは厳しい。
・パイルアップでどたばたしている時に、Hamlog操作とマイク操作は厳しい。
ということで、アツデンのヘッドセットとフットスイッチを買いました。これは快適です!
レポートはまた今度書くとして、リグ接続ケーブルは、アイコムと八重洲の2種類買いました。特別局のIC-7100、IC-9700、FT-991で使ってますが、もちろん自宅のIC-7300でも使います。
そうなると、モービル機のFTM-400XDH(自宅)とFTM-300D(車)でも使いたい。しかし、アツデンさんには対応ケーブルがありません。ということで、下図の様に手作りケーブル1本と、市販ケーブルの組み合わせで実現できました。
簡単な動作確認しかしてませんが、大丈夫そうなので、ニューイヤーパーティーで使ってみようと思います。
→ばっちり使えました!フットスイッチは便利ですね。